たまに聞かれます。「まりーさんはどうして占い師になったんですか?」
普段はあまり話さないんですけど、ブログなので、今日はちょっとだけ、こっそりお話ししますね。
最初は、全然信じてなかった
今となっては信じてもらえないかもしれませんが、若いころのわたしは、占いもスピリチュアルも、正直ちょっと距離を置いて見ていたタイプでした。
「そんなの当たるわけないじゃん」
「数字とか星座で人生決まるの、なんかやだ」
まさにそんな感じで、どちらかというとクールなほうだったと思います。
だから今、こうやって占いを仕事にしているなんて、20代のわたしに言ったら「ウソでしょ」ってゲラゲラ笑うと思います。
どん底のときに、友だちがくれた一枚
きっかけは、とても小さなこと。
人生のなかでちょっとしんどい時期があって、何もかもどうでもよくなって、ベッドから起き上がれない日が続いたことがありました。
そんなある日、友人が家に来てくれて、ポケットからさらっとタロットのカードを一枚、机に置いていったんです。
「これ、あんたに見せたかったの」って。
そのカードは「太陽」でした。
何かが、ゆるんだ
友人が帰ったあと、わたしはそのカードをずっと眺めていました。
絵柄はシンプルでした。大きな太陽と、無邪気な子ども。ただそれだけ。
でも、なぜかその絵を見ていたら、ぽろっと涙が出てきて。続けて「あ、わたしもあっち側に戻りたい」って、唐突に思ったんです。
明るい日差し。笑う子ども。自由で、のびのびしている感覚。それを、忘れていた自分に、初めて気づいた瞬間でした。
一枚のカードが、わたしを立ち上がらせた
占いを信じていなかったわたしが、一枚のカードに立ち上がらせてもらった。
あの出来事が、今のわたしの原点です。
そのあと、少しずつタロットを自分で勉強するようになり、守護霊のことにも興味を持ち始めて、気づけば占いに向き合う時間が、暮らしの中心になっていきました。
偶然といえば偶然。でも、「あのとき、あの友人が、あのカードを差し出してくれた」——その絶妙なタイミングを思い返すと、やっぱり何かに導かれていたんだろうなって、今では思っています。
あの日、カードに救われたから
占い師になって、いろんな方の鑑定をさせていただくなかで、わたしはいつも思います。
あの日のわたしと同じように、どこかの誰かがベッドから起き上がれない夜を過ごしているかもしれない。
ベッドの隅で、何かに縋りたい気持ちで、ぽつんと座っているかもしれない。
そういう誰かにとって、タロットの一枚が、小さな灯りになれたらいいなって。
このブログが、鑑定が、もしくは街でばったり出会うどこかの誰かにとって——太陽のカードみたいな、ささやかな希望になれたら。
それだけの理由で、わたしは今日も、カードを切っています🌙
